悔しさの残る開幕戦【深田 真弘】

ＦＯＲＭＵＬＡ ＤＲＩＦＴ ＪＡＰＡＮ』の本年度開幕戦に参戦しました。
≪４月２１日（金）　練習日　天気：晴れ≫
オフシーズンに進めていたスペック強化を含むメンテナンスが今年もギリギリまで掛かってしまい、この公式練習日がシェイクダウンとなってしまいました。やはり細かいトラブルも出たりはしましたが、足回りやファイナル等調整をしながら走行しました。
今回も従来通りのレイアウトとなり、アウトゾーンが４箇所とタッチ＆ＧＯが設定されている非常にテクニカルなコースレイアウトです。前日練習日と予選前練習走行を通して計１２本までと制限されている練習走行ですが、車検と整備で午前中は終わってしまい、午後からまず感触を確かめながら走行しました。途中ファイナルやリアタイヤのインチ違い等を試しながら夕方までに計７本走行しました。
≪４月２２日（土）　予選日　天気：晴れ≫
練習走行　（9：00～11：20）
午前中に設けられたフリー走行で、まずは前日のセットで走り、スポッターから修正点を指摘して貰いながら精度を上げていける様に練習しました。特に振出しの鋭さとゾーン２～３への振り返しをもたつかない様に気を付けて、なるべく得点を上げられる走りを目標に計５本走行し、練習走行を終えました。

★ 公式予選 １本目
練習で重点を置いていた部分を念頭に置いてス タートしました。振り出しの勢いは練習の中でも一番と言える出来だったのですが、ゾーン３へ向けて加速をしようとしたところエンジンが一瞬吹けなくなり、何とか態勢を維持しようとしたのですが振り返しに持っていく事が出来ませんでした。その後エンジンは元通りになったのですが、戻り判定となり得点が入りませんでした。
ﾗｲﾝ/0点 ｱﾝｸﾞﾙ/0点 ｽﾀｲﾙ/0点　合計 0点
★ 公式予選 ２本目
１本目を走り終えた後、エンジンが吹けなくなった原因を色々調べたのですが特に問題は無い様でしたので、出来るだけの対策をして、何とか予選通過出来る得点を取るべく２本目に挑みました。しかし、失敗は出来ないと思うばかり大事に行き過ぎたのか、勢いが足りず各ゾーンも甘くなってしまい、得点を伸ばす事が出来ませんでした。
ﾗｲﾝ/13点 ｱﾝｸﾞﾙ/20点 ｽﾀｲﾙ/28点　合計61点

［予選結果］
２本中ハイスコアが２本目の６１点となり、全体の３７位という結果で予選通過はなりませんでした。練習中に一度も無かったエンジンの不調が予選で急に起こるという不運もありましたが、２本目で決めきれなかった原因として、まだ新しいスペックとなった車輌を乗りこなせていない所にあると思い、準備不足が響いてしまった結果であると思っています。

２戦のエビス西を見据え、しっかりと手直しや改善をし走り込みも行って、次こそは納得の戦いで今回の悔しさを晴らすべく頑張りますので、引き続き応援宜しくお願い致します。